近藤ようこさんの漫画
いくつかの本屋さんを巡ったけれど、
なかなか出会えなかった近藤ようこさんの漫画。
やっと今日手にすることができました。
早速、思わず電車のなかで読みましたが、心が震えて、思わず泣きそうになってしまい…。電車のなかでは読んでいけない系かもしれませんね。感動。。。ゆっくり味わいながら読み進めていきたいと思います。同時代に生きている幸せ。
暗いニュースの多い世の中ですが、そのなかで、一隅を照らすように、やさしい光をぽぉっと発している方々、世の中の流れとは全く違うレイヤーで面白いことをしている方々が、確実にいる。そういう存在に出会う度に、やさしい気持ちになるし、この世界って明るい、面白い!と感じます。
暗いと感じるけれども、だからこそ、実はとても面白い時代なのではないかと。
先日読んだ ミシマ社 コーヒーと一冊シリーズの「イナンナの冥界下り」(ああ、これもすっごく面白い本で、一気に読みました!この本のことも、書きたいなぁ)で、安田登先生が、「ひょっとしたら現代は数千年間続いてきた『心の時代』の終焉期なのかもしれません。…だとすると、現代は『心の時代』と『心の次の時代』の『あわいの時代』と言える」ということを書かれていました。
ほほぅ。しびれます。心の次にはなにが待っているのでしょう。どんな時代が来るのでしょう。楽しみです。
今日の言葉*
「妙・花・面白・三つなりといえども、一色にて、また、上・中・下の差別あり。妙というは、言語を絶して、心行所滅なり。言語を絶したりしは妙、すでに明白となるは花、一点つくるは面白きなり。」
(世阿弥)